第12回 高血圧の薬の効能効果、注意点を医師や薬剤師よりわかりやすくお伝えします

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◆血圧のお薬には、いくつか種類があります。
◆どれも目的は同じで、
血圧を下げて、心臓や血管を守るためのお薬です。
◆有効成分の量によって薬の容器の色が変わります。
※処方時に薬剤師さんが間違わないようにするためです!
◆薬の画像はネットより引用


① 血管をひろげるお薬

(カルシウム拮抗薬)

どんなお薬?

血管のまわりの筋肉をゆるめて、血管をやわらかく、ひろげるお薬です。

この仲間のお薬(商品名の例)

  • ノルバスク錠(アムロジピン)
    ノルバスク錠2.5mgの添付文書 - 医薬情報QLifePro

  • アムロジン錠(アムロジピン)
    アムロジン錠2.5mgの効果・効能・副作用 | 薬剤情報 | HOKUTO

  • アダラートCR錠(ニフェジピン)
    アダラートCR錠20mgの添付文書 - 医薬情報QLifePro

  • ヘルベッサー錠(ジルチアゼム)
    ヘルベッサー錠30 100錠(10錠×10)|Family Pharmacy Global

    ☆病院では「アムロジピンですね」と成分名で呼ばれることもあります。

どうして血圧が下がるの?

水道のホースを思い浮かべてください!
血管をひろげて、 血の流れを楽にして、圧を下げる
そんな働きをします。

気をつけること

  • 顔がほてる

  • 足がむくむ

  • ドキドキする感じ

が出ることがあります。


② 血圧を上げるホルモンをおさえるお薬

(ARB・ACE阻害薬)

どんなお薬?

体の中には、血圧を上げようとするホルモンがあります。
このお薬は、その働きを弱めます。

この仲間のお薬(商品名の例)

ARB(エーアールビー)

  • ブロプレス錠(カンデサルタン)
    ブロプレス錠4の添付文書 - 医薬情報QLifePro

  • ディオバン錠(バルサルタン)
    ディオバン錠80mgの効果・副作用 - 医療総合QLife

  • ミカルディス錠(テルミサルタン)
    ミカルディス錠40mgの基本情報(作用・副作用・飲み合わせ・添付文書)【QLifeお薬検索】

  • オルメテック錠(オルメサルタン)
    オルメテックOD錠20mgの基本情報(作用・副作用・飲み合わせ・添付文書)【QLifeお薬検索】

ACE阻害薬

  • エナラプリル錠
    エナラプリルマレイン酸塩錠5mg「トーワ」の添付文書 - 医薬情報QLifePro

  • タナトリル錠
    タナトリル錠2.5の添付文書 - 医薬情報QLifePro

どうして血圧が下がるの?

「血圧を上げなさい」という体の指令が弱まり、 血管が自然にゆるむためです。

気をつけること

  • ふらっとする

  • 空咳が続く(ACE阻害薬)

  • 腎臓の数値やカリウムの変化

☆定期的な血液検査は体を守るための確認です。


③ 体の中の水分を減らすお薬

(利尿薬)

どんなお薬?

体の中の余分な水分や塩分をおしっこと一緒に出すお薬です。

この仲間のお薬(商品名の例)

  • フルイトラン錠
    フルイトラン錠1mgの基本情報(作用・副作用・飲み合わせ・添付文書)【QLifeお薬検索】

  • ナトリックス錠
    ナトリックス錠1の添付文書 - 医薬情報QLifePro

  • ラシックス錠
    ラシックス錠20mgの基本情報(作用・副作用・飲み合わせ・添付文書)【QLifeお薬検索】

どうして血圧が下がるの?

血管の中の量が少し減って、 血管にかかる圧が下がるからです。

気をつけること

  • トイレが近くなる

  • のどが渇く

  • 脱水や電解質の変化

☆特にご高齢の方は水分不足に注意しましょう。


④ 心臓の働きをおだやかにするお薬

(β遮断薬)

どんなお薬?

心臓の動きを少しゆっくりにして、がんばりすぎないようにするお薬です。

この仲間のお薬(商品名の例)

  • メインテート錠
    メインテート錠0.625mgの基本情報(作用・副作用・飲み合わせ・添付文書)【QLifeお薬検索】

  • テノーミン錠
    テノーミン錠25の添付文書 - 医薬情報QLifePro

  • インデラル錠
    インデラル錠10mgの添付文書 - 医薬情報QLifePro

どうして血圧が下がるの?

心臓のドキドキを落ち着かせて、 血圧を安定させるからです。

気をつけること

  • 脈が遅くなる

  • だるさ

  • 手足の冷え

急にやめないことがとても大切です。


とても大切なこと

  • 血圧の薬は
     今の症状を取る薬ではなく将来の脳卒中や心臓病を防ぐ薬

  • 調子が良くても、自己判断でやめないでください

  • 飲みにくい・合わないと感じたら遠慮せず医師や薬剤師に相談してください。

 


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