第18回 咳止めってどんな種類があってどう気を付けるの? 元製薬勤めが薬剤師よりわかりやすく伝えます

にほんブログ村 シニア日記ブログへ   にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 60代オヤジへ

*日本ブログ村のランキングに参加しています
ポチと押してもらえると嬉しいです


☆咳を ぐっと抑える薬(せき止め薬/鎮咳薬)

これは「ゴホゴホ…」という咳の出る反射をやわらげるお薬です。乾いた咳(痰のないせき)によく使われます。


中枢性(ちゅうすうせい)鎮咳薬

◆どうやって効くの?
咳をつかさどる脳のスイッチ(咳中枢)に働きかけて、咳が出る信号を弱めてくれます。

◆よく使われる成分と商品名

  • デキストロメトルファン(非麻薬性)
    → 脳の咳スイッチをやさしく手助けして咳を抑える。


    商品名(先発)メジコン(錠・シロップ)
    ジェネリック:デキストロメトルファン含有剤として複数あり。

⚠️注意点

  • 眠気やめまいが出ることがあります
    → 特に運転や機械操作は気をつけてください。

  • 長く続く咳や痰(たん)が多い咳には向かないことがあります。


②痰(たん)を出しやすくする薬(去痰薬/ムコダインなど)

こちらは直接「咳を止める」のではなく、痰が絡んで出にくい咳をラクにしてくれるタイプです。痰がネバネバする時におすすめです。

☆去痰薬(痰を出しやすくする)

◆どうやって効くの?
痰をサラサラにしたり、のどや気管支のしつこいネバネバをやわらげて出しやすくします。

☆代表成分と商品名

  • カルボシステイン(去痰成分)
    処方薬例ムコダイン


    ※ジェネリック:カルボシステイン含有薬多数あり。

⚠️注意点

  • むせやすい時、胃が弱い時にも使いやすく、一般的に副作用は少なめです。

  • 痰が絡む湿った咳の方が向いています。


③咳止め+痰を出しやすくする薬(配合薬)

せき止め+去痰+その他の成分が1つになったお薬もあります(特に市販薬でよく見られます)。どれを選ぶかは、 乾いた咳か痰のある咳かで変わります。

  • 「パブロン」「プレコール」などの風邪薬には、
    咳を抑える成分+痰を出す成分+鼻や喉に効く成分が入っているものがあります。

⚠️注意点

  • いろいろな成分が入っているため、重複して同じ成分を飲んでしまうことがあります → 同じ成分のお薬を2つ以上使わないように気をつけてください。


~薬を使う前に知っておきたい注意~

1. 副作用に注意

  • 眠気・めまい

  • 胃の不快感

  • 便秘が出ることもあります(特に強いせき止め薬の場合)

→ 特に高齢の方は「ふらつき」「転倒」の原因にもなりやすいので、
最初は少量から・薬剤師さんと相談が安心です。


☆まとめ・・・代表的な 商品名

→咳を抑える薬

  • メジコン(デキストロメトルファン) → 咳を脳の反射から抑えてくれるお薬。

  • ジェネリック:デキストロメトルファン含有薬(処方名で出ることが多いです)

→ 痰を出しやすくする薬

  • ムコダイン(カルボシステイン) → 痰がとても絡む時に使う薬。

  • ジェネリック:カルボシステイン含有薬(病院ではよく処方されます)

→ 市販の総合風邪薬(咳対策)

  • 「プレコール」「パブロン」など(咳成分+他の成分入り)


~まとめ~

  • 咳には「乾いた咳(痰なし)」と「痰が絡む咳(湿性咳)」があります。

  • 乾いた咳 は、咳そのものをやわらげる薬(メジコンなど)。

  • 痰が絡む咳 は、痰を出しやすくする薬(ムコダインなど)がよく合います。

  • 市販薬を選ぶ時は、症状に合わせて薬剤師さんに相談するのが安心です。

 


にほんブログ村 シニア日記ブログへ   にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 60代オヤジへ

*日本ブログ村のランキングに参加しています
ポチと押してもらえると嬉しいです