健康診断は本当に必要なのか?早期退職した男が感じる「数値に振り回されない生き方」

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■ 早期退職から5年、よく聞かれる質問

会社を早期退職して、もうすぐ5年になります。
最近よく聞かれるのがこの質問。

「最近、健康診断どうしてるの?」

私は正直に答えます。
「受けていません」

すると、決まって返ってくる言葉があります。
「それはダメだよ、受けたほうがいいよ」

善意なのは分かっています。
でも、そのたびに胸の奥に、言葉にできない違和感が残るのです。


■ 健康診断は“全年齢一律”という不思議

栄養の基準は、年齢別・男女別に細かく分かれています。
それなのに、病気の基準になる健康診断は、なぜか年齢も性別も関係なく一律。

60歳と20歳が同じ物差しで測られる。
この時点で、私は「おかしくないか?」と思ってしまいます。


■ 健康診断は統計学、異常が出て当たり前

健康診断の数値は、あくまで統計学。
5%の確率で「異常」と判定されるように設計されています。

実際に計算すると、

  • 5項目受ければ、約22.6%

  • 10項目受ければ、約40.1%

  • 20項目受ければ、約64.2%

半数以上の人が「何かしら異常」と言われる仕組みです。

これを「安心のため」と言われても、
少し複雑な気持ちになります。


■ 数値に怯える老後は、もう十分

「要経過観察」「念のため再検査」
この言葉に、何度眠れない夜を過ごしたでしょう。

病名がついた瞬間、
それまで元気だった自分が、急に病人になる。

60歳を目前にして、
これ以上、不安を買うような生き方はしたくない。
正直、もう十分しんどいのです。


■ 身体の声を聞くという、もう一つの選択

私は、日々の体調の変化を大事にしています。
よく眠れるか、食事は美味しいか、朝は気持ちよく起きられるか。

数字より、感覚。
検査より、生活。

そのために使うお金と時間のほうが、
今の私には価値があります。


■ 意見が分かれても、感謝は忘れない

もちろん、健康診断を勧めてくれる人の気持ちはありがたい。
心配してくれているのは事実です。

だから否定はしません。
「そういう考えもありますよね」と、静かに受け取ります。

60代は、
自分の人生の舵を、自分で握る年代だと思うのです。


■ これからは「自分基準の健康」を

病気を探しに行くより、
今日を気持ちよく生きること。

それが、私なりの健康法です。
少し不安はあるけれど、
それも含めて、これが今の人生。

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