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大晦日の恒例行事が、今年はなかった
毎年、大晦日は決まって91歳の親父の家に泊まり、
一緒に年を越すのが我が家の恒例行事だった。
一人暮らしの高齢の親を、年に一度でも見守る。
そんな「息子としての務め」を果たしているつもりでもあった。
ところが今年は、あっさりと断られた。
「今年は来んでええ」
理由は聞いても、はぐらかされるだけ。
正直、少し胸に引っかかるものがあった。
年老いた親に必要とされなくなったのか…そんな不安がよぎる。

理由を聞いて、思わず拍手した
あとから姉に聞いて、理由がわかった。
なんと親父、
朝からカラオケ仲間と集まって遊ぶ予定らしい。
九十一歳。
一人暮らし。
しかも正月元日。
それで「忙しいから息子はいらん」とは…
思わず一人で拍手してしまった。
心配よりも、悔しさが先に立った。
「この年で、俺よりアクティブやないか」と。

親に教えられる年齢になった
若い頃は、親から教えられる立場だった。
仕事、酒、世間、人生。
だが最近は違う。
年の重ね方そのものを、親から学ばされている。
歳を取るとは、弱ることではない。
縮こまることでもない。
「自分の楽しみを持ち、誰にも遠慮せず生きる」
それを、91歳の親父が背中で見せてくれている。

初めての「夫婦だけの正月」
そんなわけで、元日の朝は
パートナーと自宅で迎える正月となった。
実は、これが初めて。
少し拍子抜けで、
少しだけ寂しくて、
でも、どこか初々しい。
朝から後輩にもらった日本酒を少しだけ口に含み、
ほろ酔い気分で静かな元日。
賑やかさはないが、
悪くない正月だった。

今年は年男、飛躍の年にしたい
気がつけば、還暦目前。
今年は年男でもある。
体力も気力も、若い頃とは違う。
無理も効かない。
正直、不安の方が多い。
それでも――
91歳の親父が、カラオケに出かける姿を思い出すと、
「まだまだやれるやろ」と背中を押される。
老いない秘訣は、
若作りでも、健康オタクでもない。
「楽しむ理由を、手放さないこと」
そんな一年にしたい。

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