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8月の終わり、私は9月10日の阪神対DeNA戦のチケットを手に入れました。
すぐに90歳になる父を誘ったのですが、最初の反応がまた父らしくて笑ってしまいました。
「なんか中途半端な日のチケットやなぁ」
せっかく誘っているのに、ありがたみゼロのこの一言。
思わず「じゃあ行かんでいいよ」と返すと、
「誰も行かへんなんて言ってへんやろ」
と拗ねるような返事。
心の中で「結局行くんかい!」とツッコミを入れながら、そんな子ども返りした父がちょっと可愛くも思えました。
その後も阪神は順調に優勝マジックを減らしていき、9月初めには父から電話が。
「10日、優勝するかもしれんな。めっちゅいいチケットや。ついてる、ついてる」
あれだけ文句を言っていたのに、今度は大喜び。
ころころ変わる父の言葉に、私はただ口をあんぐりするばかり。
けれど、そんな調子の良さも父らしくて微笑ましいのです。
ところが、9月2日の夜。
父はカラオケからのスナック帰りに転倒し、顔を強打。
さらに帰宅時にもつまずいて足を痛めてしまいました。
骨折は免れたものの、さすがにショックでした。
それでも「10日は行く」と言い張っていた父ですが、痛みが続いたのか、だんだんトーンダウン。
最終的には「やっぱり行かない」と。
そのときの父の一言がまた小憎らしいのです。
「9月6日の時点でマジック1や。10日を待たずに優勝するやろ。きっと神様が“消化試合やから行かんでええ”って言うてるんやわ」
こちらとしては「なんて都合のいい解釈!」と思うのですが、それもまた父らしい。
90歳にもなると、こうやって自分勝手なくらいのほうが長生きできるのかもしれませんね。
当日の試合は、おそらく阪神はすでに優勝を決めているでしょう。
それでも私はスタジアムに行って、精一杯応援してきたいと思います。
そして、もし万が一、10日に優勝が決まるようなことがあれば……そのとき父がどんな負け惜しみを言うのか、それはそれで楽しみです。
歳を重ねると親子の立場は逆転するものだとよく言われますが、本当にその通りだなと感じます。
子どものようにわがままで、自分勝手で、でもどこか憎めない。
そんな父と過ごせる時間は、もしかすると私にとって“優勝の瞬間”よりも大切なのかもしれません。
☆今日のおかず ・ 煮卵(大好きです)
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