定年後パン屋さんのバイトもいいけど、子どもに関わるバイトもしたくて講習会へ!今の現実を知る

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新たなバイトへの挑戦のために

もともと教員免許を持っているので、
その経験を生かせる子どもたちと関わる仕事を調べていました。

ただ、学んでからずいぶん時間も経っています。

せっかくなら今の時代の子どもたちへの
関わり方を学び直そうと思い、
放課後児童支援員の資格研修に参加することにしました。


研修会場で出会った人たち

研修会場には、すでに現場で働いている方、
そして私のようにリタイア後に新しい挑戦として
学び直しに来た方が集まっていました。

年齢も職業もさまざま。

講義の合間にはグループディスカッションもあり、
そこで現場の声を聞く機会がありました。

ところが、話を聞いてみて少し驚きました。
というのも、多くの方が「事業所から言われて来た」とのこと。

学童保育では、子どもの人数に応じて資格者を
配置する必要があるため、
いわば“人数合わせ”で来ている人も少なくないようでした。

しかも受講費用も勤務先が負担、場合によっては日当まで出るとか。


「子どもが好き」より「条件がいい」?

少し寂しく感じたのも正直なところです。

「子どもが好きで」「子どもの成長に関わりたくて」

──そんな動機が聞けると思っていたのに、
出てくるのは「学童は楽そう」「正社員じゃないから気楽」
「しんどくなったら辞められる」といった声。

私はつい、
「子どもが好きだから来られたんですよね?」
と聞いてしまいました。

すると場が少し静まり返り、
「まあ、嫌いじゃないですけどね」と苦笑い。

聞かなければよかったかなと、少し後悔しました。


昭和の価値観かもしれないけれど

私のような昭和世代は、
どうしても“子どもに関わる仕事=聖職”という
意識がどこかにあります。

もちろん、時代も働き方も変わり、
考え方も多様になっています。

それでも、学童保育のように
子どもの放課後を見守る場所だからこそ、
少しでも「子どもたちのために」という思いを
言ってほしいと感じてしまうのです。


これからの学び直しに向けて

今回の研修を通して、
「自分がどう関わりたいのか」を改めて考えさせられました。

制度のための資格取得ではなく、
子どもたちの成長や安心のために役立てる知識を身につけたい。

そんな思いでこれからも学びを続けていこうと思います。

きっと同じ世代の方の中にも、
「もう一度、人の役に立ちたい」と感じている方は多いはず。

私たち世代の経験や温かさが、
まだまだ子どもたちの未来に生かせる

──そう信じて、学童や放課後デイサービスの仕事
に取り組みます。

☆本日の一品

グリーンスムージー


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