手品道具15箱の断捨離で気づいたこと。60歳から始まる“モノより心”の軽やか生活

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荷物が人生の証拠

60年近く生きていると、
どうしても家の中に荷物が増えますね。

若いころからあき性な私は、
熱中する趣味が次から次へと変わりました。

オートバイレースに始まり、キャンプ、登山、大道芸、
芝居、パントマイム、手品、自転車…。

振り返れば、自分でもよくまあ飽きずに(いや、飽きたからこそ?)
あれこれ手を出してきたものです。

そしてその都度、
必要な道具を買うのですから、
荷物が増えないわけがありません。


断捨離、でも手が止まるモノ

さすがに収納も限界。

思い切って断捨離を始めたのですが、
どうしても捨てきれないものがありました。

ひとつはキャンプ道具。

これは妻が「いつか二人でキャンプに行きたい」
と言っているので、まだ保留中。

そしてもうひとつが、長年続けてきた「手品道具」です。


手品道具、段ボール15箱分の思い出

手品は私の中で一番長く続いた趣味。

気づけば道具だけで段ボール15箱にもなっていました。

カード、鳩出し、消えるコイン、ステージ用のトリック道具……
ひとつひとつに思い出が詰まっています。

これまでにかけたお金をざっと計算すると、
なんと300万円以上。

「よくここまで集めたなぁ」と、
片づけながら自分でも感心してしまいました。


メルカリに出す気力もなく

手品仲間からは
「メルカリで売ればもっと高くなるよ」
と言われました。

実際、今では手に入らないレアな道具も多くあります。

けれど、写真を撮って説明文を書いて、
質問に答えて、発送する…。

想像しただけで気力が萎えてしまい、
最終的に専門の手品買取業者にお願いすることにしました。


まさかの査定額7万円!

段ボール15箱を見て、
スタッフの方が「すごい量ですね!」
と言うので少し期待したのですが、
出てきた査定額はなんと7万円。

300万円が7万円……。

さすがに目が点になりましたが、
今回はお金よりも“家をスッキリさせること”が目的。

トホホと笑いながら即決しました。


片づけに1週間、妻の叱り声もBGM

実はこの片づけ、1日では終わりませんでした。

「あっ、この道具懐かしいな」と
手に取るたび、つい遊んでしまう。気づけば夕方。

そんな日が続き、片づけが終わるまでに丸1週間。

その間、妻からは「また遊んでる!早く片づけなさい!」
と何度も叱られましたが、それも今では笑い話です。


手放して気づいた、心の軽さ

片づけを終えたあと、
家の中が見違えるほどスッキリしました。

モノが減ると、不思議と空気まで軽くなりますね。

寂しさも少しありましたが、
代わりに「また新しい楽しみを見つけよう」
という気持ちも湧いてきました。

断捨離って、モノを捨てるだけでなく、
自分の中の区切りをつける儀式なのかもしれません。


おわりに

次は、残しておいたキャンプ道具を使って、
妻とゆっくり自然を満喫する番です。

モノを減らすことで、次の楽しみが見えてくる
――そんなことを感じた断捨離の一週間でした。

☆本日の一品

クリ

 


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