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親の気持ちと子どもの選択
バイト先で、スタッフのお子さんが
このたび内定式を迎えられたというお話を聞きました。
就職活動のときは、何度も面接まで進んだものの、
最終面接でなかなか突破できなかったそうです。
気づけば「もう、どこでもいいから決めたい」
という気持ちになり、特別興味のある仕事では
ないけれど就職先を選んだとのこと。
親御さんには強いコネがあったそうで、
3月の終盤に「そろそろ使ったらどうか」
と勧めたのですが、子どもさんは
「コネなんて使わない。正々堂々と挑戦する」
と怒ってしまい、それ以上は言えなかったそうです。

若さゆえの誇りと後悔
親としては、子どもの気持ちを尊重しながらも
「もしあのとき使っていれば…」と
今になって悔やむ子どもの表情を読み取れると言います。
けれども、若いからこそ「自分の力で掴みたい」
と思う気持ちはよく分かります。
私たちの世代でも、
子どもの頃に親からの口添えを受けるより、
自分で勝ち取った方が嬉しかった経験が
ある方も多いのではないでしょうか。
昭和と令和、就職観のちがい
私たちの若い頃は「終身雇用」が当たり前でした。
一度就職したら定年まで勤め上げるのが理想で、
転職はどちらかといえばマイナスに見られる時代。
しかし今は違います。
転職はむしろキャリアアップの手段として
一般的になっています。
今回のお子さんが選んだ会社も、
スタート地点のひとつに過ぎません。
経験を積み、自分に合わないと感じたら
次へ進む自由がある。
ある意味で、とても柔軟で可能性に満ちた時代なのです。

就職活動にも見える“二極化”
お話を伺いながら思ったのは、
就職活動も収入格差と同じように
「受かる人は何社も受かるけれど、
受からない人はどこも受からない」という
二極化があるということです。
けれども結局は、今できることを一歩ずつ
着実に積み重ねていくしかありません。
私たちの人生と同じですね。
派手な成功よりも、
地道な努力こそが力になるのだと改めて感じました。

自立していく子どもを見守る
親からすれば「もっと良い道があったのに」と
思うこともありますが、就職は子どもにとって
“親からの完全な自立”の第一歩でもあります。
悔しい思いや遠回りも含めて、
その子の財産になるはず。
大切なのは「見守る」ことだと思います。
私自身も子育てを振り返り、
口を出したい気持ちを抑える難しさを
しみじみ思い出しました。
私も今日から一歩ずつ
そんなお話を胸に、
私も今日も自分の一歩を進めます。
集客の知恵を学ぶために、
大手サロンの日雇いバイトを
掛け持ちして働いています。
子どもたちが未来に向かって頑張るように、
私たちも年齢に関係なく、
いま目の前にある課題を
一つずつクリアしていきたいですね。
☆本日の一品

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