昭和世代が感じた、今どきの食事風景~スマホと一緒のランチタイム~

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■ 久々の長い一日

今日は朝9時から夜20時ごろまで、
めずらしくフル稼働のお仕事デーでした。

13時半を過ぎてようやく昼食へ。

場所はサラリーマンの多いオフィス街。

この時間になるとさすがにお店も空いてきて、
周りには同じように遅めのランチをとる一人客がチラホラ。

静かな店内でホッと一息つける、そんな時間でした。

■ 気づいた“今どきの風景”

ふと周りを見渡すと、みんな一人で食事をしています。

それは別に珍しいことではないのですが、
気になったのはその光景。

料理が運ばれてくると、皆さん一斉にスマホを手に取り、
テーブルの上に置いたまま操作しながら食べているんです。

メール、SNS、ニュース、動画…何かを見ながらの“ながら食べ”。

ふと気づけば、店内の一人客、全員がそんな感じ。

まるで「スマホと一緒にランチ」しているようでした。

■ 昭和のしつけを思い出す

昭和の時代、
私たちは食事中にテレビを見ていると
よく怒られたものです。

「ごはんのときはテレビを消しなさい!」
「食事は命をいただく大切な時間!」
親のそんな言葉が今も耳に残っています。

確かに、テレビを見ながらだと
味もおろそかになりがちでした。

“食べる”という行為にきちんと向き合うことが、
感謝や心の落ち着きにつながっていたように思います。

■ 消化にも、心にもよくないかも

スマホを見ながらの食事は、
きっと消化にもよくないんじゃないかなと感じます。

画面を見ながらだと、咀嚼が早くなり、
胃腸もびっくりしてしまいそう。

それに、せっかく作ってくれた料理に
心を向けられないのは、なんだかもったいない。

食事って、味だけでなく「雰囲気」や「時間」も一緒に味わうもの。

スマホを置いて、ゆっくり箸を進める時間を取り戻したいですね。

■ “いただきます”の原点に帰ろう

今どきの世の中では、効率や情報が優先されがちですが、
「食べる」ということは本来もっとシンプルで、もっと尊いもの。

命をいただいて自分のエネルギーに変える――そう考えると、
食事の時間は小さな“祈り”のようなものかもしれません。

スマホを置いて、静かに「いただきます」。

そんな時間を大切にしている人が増えたら、
心も身体もきっと元気になるのではないでしょうか。

☆本日の一枚


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